お客様の中にも鍋を作って楽しみたい、という方(鍋奉行)が多いので酒嗜ふる川の鍋料理のコツをカードに書きました。
てっちり、合鴨鍋、ボタン鍋
初めての人でも読めば大体わかるようになってますのでお店で自由にご覧いだだけます。
皆さんも読んでみてください。
でもカードには奥義にあたる部分は書き言葉では表しきれないので載ってません。
それをブログの存在を知っている人だけ公開します。大将が言っていた言葉をまとめました。
昆布出汁に酒と塩を入れて下味を付ける。
そこへ骨付き魚をいれると動物性の旨味が出て鍋の中の味が吸い物みたいになる(ポン酢の味を計算に入れて薄めの吸い物ぐらいの味)
アクは出てすぐよりも固まってきたら掬うと無駄が無い、出汁をあまり一緒に捨てないよう注意。火加減が強すぎなければ対流の渦で浮いたアクは何ヶ所かに固まってきます。
アク取りと火加減で最後の〆(雑炊など)の出来が違ってきます。
野菜を入れると出汁の旨味を吸って美味しくなる、野菜からもそれぞれの旨味が出る
食べて具が減ったらまた魚を入れる
葱などの香味野菜が魚の臭みを消して旨味を引き出すので野菜と魚のバランスを良く食べる。
具を入れては食べるを繰り返すうちに鍋の旨味が凝縮され最高の味になる。
ここで豆腐や葛切りを入れると良い味が染みて酒に合う。豆腐がこんなに美味しいなんて!!と皆さん感動する。
以上は魚系鍋の場合ですが、猪や合鴨の鍋でも出汁の味は少し濃くなりますが感覚は同じです。
「如何に素材の味を組み合わせお互いの持ち味を美味しくするか」
家庭の鍋をするときにも役立ちます!作り方次第でワンランク美味しくなりますよ。
一度美味しい鍋が作れたら、他人任せで素材を殺してしまったような下手な鍋は食べたくなくなります。
その経験が鍋奉行という存在を作り出すのです…
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